そろそろ幼稚園の願書の時期ですね。
子どもの幼稚園の入園を経験したことがないご家庭にとっては
何もかも初めて。

色々あって何がどういいのかよく分からない。
そんな「幼稚園選び…どうしよう…」と思っている方に少しでも参考になるかと思いますので最後までお読みいただければ幸いです。
幼稚園|「公立」「私立」のがあるけど?


幼稚園探しをしているけれど
「公立幼稚園」「私立幼稚園」って何が違うの?
幼稚園を探しているとよく目にする「公立幼稚園」と「私立幼稚園」
何となく違ってそうだけど実際には何がどう違う?

それぞれの特徴を簡単にまとめてみるよ。
公立幼稚園って?
市町村(地方自治体)が運営し、その教育委員会が管理。
全国の自治体に公立幼稚園があるわけではないですが
全国の3分の1が公立幼稚園と言われています。(令和元年度:文部科学省調査)

3分の1!
結構あるんだね。
各自治体によってバラつきがありますが、
月曜日~金曜日 9:00頃~14:00頃
保育時間が1日4時間程度が一般的。
昼食がお弁当(持参)という園が多め。
お弁当日のある日、ない日で保育時間が変わるところが多い。
保育時間外での保育「預かり保育」を実施している場所もあります。
「預かり保育」は17:00頃まで実施しているところが多いと思います。
3歳児から未就学前まで
自治体によっては、4歳~の2年保育を実施しているところもあります。
その自治体に居住している子どもが対象。
文部科学省発表のデータによると、1幼稚園の平均在園児童数は公立が63人、私立が166人となっていて、私立幼稚園よりも少なめの児童数。

ざっくりとこんな感じになっているよ。
私立幼稚園って?
学校法人や宗教法人など個人または団体が運営。
全日本私立幼稚園連合会(略称=全日私幼連)は、昭和59年4月23日に設立され、全国47都道府県の私立幼稚園団体によって構成されており現在、加盟している私立幼稚園数は、約8,000園と言われています。

私立幼稚園は数が多いイメージ。
各私立幼稚園によってバラつきがありますが、
月曜日~金曜日 9:00頃~14:00頃
保育時間が1日4時間程度が一般的。
「給食」のところが多いので、
保育時間が大体月曜日~金曜日まで同じことが多い。
文部科学省の資料によると、令和元年に預かり保育を実施している幼稚園は全体の87.8%にものぼっており、私立幼稚園では96.9%預かり保育を行っていると言われています。
3歳児から未就学前まで
「認定こども園」を実施している園ではそれ以下の年齢の子どもも預かることができる。
文部科学省発表のデータによると、1幼稚園の平均在園児童数は公立が63人、私立が166人となっており、公立幼稚園よりも児童数は多め。

「認定こども園」ってよく聞くけど一体なに?
「認定こども園」
教育と保育を一体的に行う施設のことを「認定こども園」といいます。
これは幼稚園が行っていた”教育”と、保育所が担っていた“保育”という両方の機能を併せ持っているもので、認定基準を満たした施設は都道府県等から認定が受けられます。
待機児童の問題を改善するために考えられたのが
「認定こども園」です。
平成27年頃から数が急速に増え始めており、
リソースが余っている幼稚園で0~2歳児を預かる、延長保育を実施するといった措置をとることで、前途の問題の改善を行うに考えられたもの。
公立幼稚園と公立保育所を一本化して、すべてを「認定こども園」としている市町村も登場している。
近年、共働き世帯が増加傾向にあるので今後さらに注目度が増すと考えられる。

ざっくり話すとこんな感じで違いがあります。
もちろん、幼稚園によっても様々なので考えておられる幼稚園に直接聞くのが一番早いです。
また両方ともに考えられるメリット・デメリットも簡単に紹介するね。
公立、私立のメリット・デメリット
幼稚園選びは自分の子どもにどこが合いそうか…
また、親自身がどう感じるかによって選ぶものですが
一応、それぞれのメリット・デメリットを頭に入れたうえで選びたいものですよね。
考え方などは人それぞれで、メリット・デメリットをあげてみましたが
実際、それがその人にとってメリット・デメリットに感じるのか?というのは難しいところ。
ざっと、読んで下さい。

<公立幼稚園の場合>
- 費用面が安い
- 地域密着
- ママ同士交流ができる
- 近隣の情報が入る
- 公立小学校との交流がある
(小学校にあがるときにスムーズ) - 自主性を伸ばす教育方針
- ベテランの先生が多い
- バスの送迎は基本的にない
- 基本的に給食はない
- 毎日ではないがお弁当を作るのが少し面倒くさい
- 学習面のカリキュラムは私立に比べて薄め
- PTA活動など親の負担多め
- お弁当のない曜日など保育時間が短い
- 児童数が少なめ
- 私立に比べると行事、イベントは少なめのところが多い
- 長期期間中(夏休みなど)の預かり保育を実施していないところがまだ多め
<私立幼稚園の場合>
- 独自のカリキュラムがあり、教育内容が充実している
- 園内でのおけいこ教室を行っている園がある
- 基本的に給食がある
- バス通園
- 行事などイベントが多め
- 預かり保育ができるところが多い
- 児童数が多い
- 費用面が高め
- イベントや行事に合わせての衣装作りやバザーなど
保護者の準備、協力を求められることが多め - ベテラン先生は少なめ
- 小学校に上がる時に同じ幼稚園のお友達が少なめの可能性も?
- 親の参加が公立に比べて少ない分、親同士の交流少なめ
公立、私立のメリット・デメリット
色々あげてますが公立幼稚園にも私立幼稚園にもイイところがたくさん!
ただ親が共働きなどの場合は、預かり保育が充実している園を選ぶのがイイかと思います。
近年、共働き世帯が増えてきていたり「認定こども園」ができたりなど
預かり保育ができる園が増えているので、働く親にとっては助かります。
最近では公立幼稚園もPTA役員などの人数を減らしたり、預かり保育があったりと
時代に合わせてきているようです。

さいごに
幼稚園選びは本当に悩みますよね。
自分子どもに合って、家の事情に合う幼稚園を選ぶのが一番。
親同士の繋がりを求める人もいれば、求めない人もいるので
その辺りも考えどころ。
また金銭的な面でいうと、「無償化」がスタートしなんでも無料だと思っている方もいるのでは?
子どもの年齢や通っている園によって受けられる支援内容は異なりますが、
一般的に3~5歳と一部の0~2歳の子どもが無償化の対象となり
無償化の対象となる3歳以上の子どもについて、幼稚園、保育園、認定こども園などをりようする場合は上限月額2.57万円、認可外保育施設などを利用する場合は上限3.7万円まで支援を受けることができます。
実際は公立幼稚園と私立幼稚園だと家庭の負担は違っていて
とにかく、私立幼稚園は費用が高めです。
その内容でいうと
制服代、入園する時に支払う入園料がある園ではその分負担があります。
施設の維持費や保育料とは別に教材費が必要になる園もあります。
また保育料のみ無料で給食費は別で支払う園もあります。
私立幼稚園は「無償化」の中でも、公立幼稚園よりも費用はかかることを頭に入れておこう。
私立幼稚園は園によって色々なので、気になる園が複数ある場合や悩んでいる場合はしっかりと調べることをおすすめします。
幼稚園をいくつかリストアップし、気になる園には直接色々聞く。
そして、説明会など参加して実際にどんな幼稚園なのか?費用面はどれくらいかかるのか?を実際に聞きにいくのは大切だと思います。
幼稚園のコップ入れや座布団カバー、手提げバッグなど通園に関して作る機会がありますが、
「手芸無理」「手作りとか作れない」「売っているやつは好みじゃない」など色々…
そんな時はCMでもおなじみ↓得意な人にお願いするという時代に合った方法!
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